コーヒー生産量1位のブラジルの次に生産量が多いベトナム。
そこで飲まれているのは「ベトナムコーヒー」と呼ばれる伝統的なものです。
ここでは特徴や飲み方について紹介していきたいと思います。
ベトナムコーヒーが甘いと言われている理由を解明していきますね!
ベトナムコーヒーの特徴と飲み方
◆ベトナムコーヒーが甘い理由は?
コーヒーの生産量が、
1位:ブラジル
2位:ベトナム
3位:コロンビア
と、有名な国に挟まれているベトナム。
しかしベトナムのコーヒー豆を目にすることってあまりないですよね。
ベトナムで作られているコーヒー豆は「ロブスタ種」といって、コーヒーの風味がなく、匂いも独特なもの。
実はあまり美味しくないのです。
そのため、何か工夫をしないと飲むことができず、今の甘いベトナムコーヒーが生まれました。
ではどうしてベトナムコーヒーは甘いのか?
その甘さの理由は「練乳(コンデンスミルク)」です。
ブラックだと苦味がきつく飲めるものではないということで、練乳をたっぷり入れたものが主流になりました。
(中にはバターで味を調節するところもあるみたいです)
◆飲み方を紹介
ベトナムコーヒーは甘いだけでなく、淹れ方も独自のものがあります。
通常、コーヒーを淹れるとき、紙のフィルターを使って抽出しますよね。
それがベトナムでは「アルミ・ステンレス素材のフィルター容器」を使って抽出するのです。
アルミ・ステンレス素材のものは小さい穴がいくつも空いていて、そこをコーヒーが通ります。
コーヒーの粉を入れてお湯を注いで待つだけなので簡単ですね♪
紙のフィルターのように使い捨てではありませんが、いちいちフィルターを買ってこなくてもいいのは便利です。
ベトナムでは練乳を先にグラスに入れて、その上にコーヒーを注いで混ぜるというのが一般的ですが、自宅で淹れる場合はコーヒーを淹れたあとに味を見ながら追加する方法でもいいですよ。
コーヒー自体が濃いと感じたら、お湯で割ってみるのもOK!
ベトナムに行った際は、コーヒーと一緒に抽出容器も買ってくると雰囲気が出ます♪
お土産にする場合、アルミ・ステンレス素材ではなく陶器で作られたものもあるので、街のお土産屋さんなどで探してみて下さいね。
アルミ・ステンレス素材は無機質でスタイリッシュな雰囲気ですが、陶器はコロンとした見た目とカラフルな色遣いで可愛らしい感じがします。
旅行の思い出になるのでオススメです♪
◆人気のコーヒー店・お土産を紹介
・Trung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)
ベトナムで1番大きいコーヒー会社の「Trung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)」。
ベトナムでの知名度が抜群で、現地の人にも愛されているお店です。
街のお土産屋さんで店員さんに聞いたときも、ここの商品が一押しだと言っていました。
お土産を探している人にピッタリですね♪
スーパーや空港などでも販売されており、手軽に買えるのも嬉しいところ。
しかし店舗で購入すると、
「お土産用の袋が貰える」
「種類が多い」
というメリットもあります。
コーヒーショップなので、実際にコーヒーを試すことも可能♪
まだベトナムコーヒーを飲んだことがない人は、人気店から挑戦してみるといいですね。
Wi-Fi環境も整っていてゆっくりできるため、観光客もよく利用しています。
そんなTrung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)のお土産用コーヒーの特徴を紹介していきますね。
このコーヒーは、1~5まで数字があり、濃さや料金が違うという特徴があります。
1・3・5の奇数は飲みやすく、2・4の偶数は味が濃いもの。
料金も「1」が最安値で150円ほどと低価格。
番号が上がるにつれ値段も高くなりますが、「5」でも500円ほどなのでお手頃価格です。
amazonで売っているところを見つけましたが、日本で買うと1,000円以上!
ベトナムで買ってくる方が、断然お得ですね♪
私は「1」を買ったのですが、飲みやすく美味しかったです。
練乳は自分で入れるとカロリーのことを気にしてしまい、量を多く入れることができなかったので、代わりに牛乳を入れて飲んでいました。
他にも砂糖を足したり、ココナッツオイルを入れたり、自分流を見つけるのもオススメです♪
【店舗情報】
住所:7 Dinh Tien Hoang, Quan Hoan kiem, Ha Noi
電話番号:84-28-3822-7636
営業時間:7時~23時
定休日:なし
日本語:×(英語は◎)
(日本語メニューはありませんが、コーヒーや軽食など簡単なメニューばかりなので、指差し注文で十分通じます)
<他にもあるお土産人気ブランド>
・ハイランズ・コーヒー
ベトナム・ホーチミンに何店舗も展開しているコーヒー店。
ここのコーヒー豆はベトナムコーヒー以外の豆もブレンドされていて、香りや濃さがまろやかで飲みやすいと言われています。
ベトナムコーヒーの独特さが少なく、日本でよく飲むコーヒーに近いです。
料金は1袋(200g)で400円いかないほど。
お土産にもちょうどいいサイズと価格ですね。
パッケージがシンプルで高級感もあります。
・SON TUNG
ベトナムコーヒーの濃さや甘さが強く出ているコーヒーです。
ベトナムコーヒーを初めて飲む人はびっくりするかもしれないですが、お土産はインパクトが欲しいという人にはピッタリ!
シリーズがいくつも出ており、商品によって値段は違いますが、安いのは約400円/250gと低価格です。
ベトナムに行ったらコーヒーに挑戦♪
ベトナムコーヒーが甘いということを知っていたので、ベトナムに行ったら飲んでみようと思っていました。
実際飲むと砂糖やミルクで甘さを足した味とは違う、独特な風味だったので衝撃を受けたことを覚えています。
普段ブラックでコーヒーを飲む私は少し苦手かな?と思ったのですが、飲んでいると癖になり色んなお店で試しました♪
疲れたときの休憩タイムや食後のデザートとして頼むのがベストです。
お店によっても少し味が違うので、まずは頼んでみるといいですよ。
お土産にするならブランドによって味も違ってくるので、どういうメーカーがあるのか知っておくと楽ですよ♪