食べ歩きが出来る屋台や、韓国のお土産物(海苔・キムチ・高麗人参など)、靴下、アクセサリー、洋服、なんでも売っている南大門(ナンデムン)の市場。
韓国の中心地「明洞」から近いのに、明洞や東大門ほどキレイではなく、昔ながらの市場の雰囲気を楽しむことができます。
狭い路地に韓国の名物料理が並ぶ、グルメストリートもあり、参鶏湯・タッカンマリなど堪能することもできますよ。
韓国の家庭料理である「太刀魚の煮付け」を食べることができるお店が10軒ほど並んでいる太刀魚横丁など、他にはないお店が多いのも魅力の一つです。
調理している様子なども見ることができるので、興味のある人は朝早くから行ってみるのもオススメです。
ここでは、そんなディープな韓国を満喫できる「南大門」への行き方を紹介していきます。
最寄り駅なども案内していくので、是非参考にして下さい♪
<南大門への行き方まとめ>
◆徒歩
明洞にある「新世界百貨店本店」と「新世界免税店明洞店」の間の道を、ホテル明洞やセブンイレブンのある方にずっと進み、案内観光所を通過すると、南大門市場の屋台が見えてきます。
「新世界百貨店本店」からだと、徒歩約6分なので、十分歩いていける距離ですね。
ホテルが明洞駅付近であれば、散歩がてら歩いていくという選択肢も可能です。
◆電車
南大門への最寄り駅は「4号線会賢駅(フェヒョン駅)」です。
5番出口を出ると、ホットク屋さんなどの屋台が連なっている、南大門市場の目の前に降りることができます。
明洞からだと地下鉄を使わずに歩いて行った方が早いですが、東大門やソウル駅など他の場所からだと地下鉄を使っていくと便利です。
南大門への行き方をまとめていきますね。
【4号線会賢駅への行き方】
東大門:東大門近くの「4号線 東大門歴史文化公園駅」から乗ります。
同じ4号線なので乗り換えがなく、約10分で会賢駅に到着します。
ロッテマートソウル駅:「4号線 ソウル駅」から乗ると、約5分で会賢駅に到着します。
同じ4号線なので乗り換えをしなくてもいいです。
カロスキル:「3号 線新沙駅」から「忠武路駅」に行き、そこで4号線に乗り換えます。
「4号 線忠武路駅」からは、乗り換えなく会賢駅に行くことができます。
3号線新沙駅から忠武路駅へは約15分、忠武路駅から会賢駅は約4分です。
◆タクシー
徒歩でもいける距離なので、タクシーを利用しようとしても断られる可能性があります。
それと、明洞周辺が混雑したり、一方通行の場所でタクシーを拾ったりすると、時間や料金が余計にかかる可能性もあります。
それでも、歩くのがしんどくタクシーの乗りたいときってありますよね。
タクシーによっては、快く乗せてくれる人もいるため、一度確認するのがベストです。
明洞からだけでなく、人気観光スポットからのタクシー料金・移動時間の目安をまとめておくので、参考にして下さい。
【タクシー料金】
明洞発:3,000ウォン(初乗り料金)、約1分
東大門発:4,900ウォン、約10分
ロッテマートソウル駅出発:3,000ウォン、約3分
カロスキル発:7,900ウォン、約21分
<南大門の営業時間や定休日は?>
南大門のお店は7時など朝早く空くお店もあれば、夜から営業するお店もあり、店舗によってバラバラだという特徴があります。
だいたい通りに面しているお店(個人商店)は、朝9時頃~22時頃までの営業が多いです。
ビルの中に入っていたり、お酒を販売していたりするお店は、時間が不規則なので、行く前にチェックしておくのが安心です。
それに、日曜日はほとんどのお店が閉まり、本来の南大門の活気を味わうことができません。
通りの面しているお店や屋台はいくつか空いているところもありますが、南大門を満喫したい人は日曜日以外に行くのがいいでしょう。
日中は観光客やローカルの人たちで活気のある市場ですが、夕方になってくるとお酒を提供する屋台「ポジャンマチャ」が出てきます。
あまり日本人は利用していませんが、トッポギやチヂミなどの本格韓国料理をおつまみにお酒を飲むことができます。
南大門への行き方を紹介した通り、明洞から徒歩圏内です。
地元の人に触れ合える場なので、ちょっと一杯♪をしに行くのもいいですね。
<活気のある「南大門」へ一度行ってみよう!>
約600年の歴史がある南大門は、昔からあるお店が多く、明洞のようなおしゃれなお店や大きな百貨店はありません。
狭い通りに色んなお店が密集しているので、ニオイに酔ってしまう人もチラホラ…。
ハイブランドのコピー品なども多く、日本人を見ると過度な呼び込みをされることもあったり…。
と、ディープな雰囲気を味わえる南大門ですが、韓国に行ったなら一度行ってみるのをオススメします。
韓国のお土産(高麗人参などの珍味もたくさんあります!)が安く買えたり、屋台料理を堪能したり、楽しめるところもたくさん!
特に売っていないものはないというほど、色んな商品が集まっていて、値段交渉をしながら掘り出し物を探すのが好きな人にも、ピッタリです。
人通りが少ない路地に入ってしまうと、偽物を売るために手を引っ張られたり、無理やり商品を渡してきたり、無茶苦茶なことをする人もいるので、そこだけ気を付けましょう。
活気があり、韓国に来た!という感じを楽しめるのが南大門です。
今回紹介した南大門への行き方を参考にし、気になる人は寄ってみて下さいね!