ココヘッドトレイルはハワイで人気のある登山コースです。
トレッキングコースの中でも上級者向け。
行き方や注意点を紹介していくので、挑戦する人は出発前にチェックして下さいね。
ココヘッドトレイルハワイについて
◆行き方を紹介
ココヘッドトレイルにはトレッキングの専用ツアーがありません。
そのため、自分自身で行く必要があります。
いくつか行き方を紹介するので、自分に合った方法を選んで下さいね。
・TheBus
ココヘッドトレイルにはハワイの公共交通機関「TheBus」の22番バスに乗って下さい。
カラカウアアベニュー通りのバス停から乗ることができますよ。
降りるバス停は「Hanauma Bay Rd」。
乗車時間は50分ほどです。
バスを降りると道路を渡り、ココヘッドトレイルの入り口まで歩きましょう。
近くに射撃場があるので銃声が響き渡っていますが、気にせずどんどん歩いていって下さい。
人がいたり、看板があったり、迷うことなく歩いて行けます。
・Uber
Uber(ウーバー)とは、アメリカ発祥の送迎アプリです。
アプリをダウンロードして設定をすると、誰でも簡単に利用できます◎
「タクシーよりも低価格」
「チップ不要」
「アプリ内にクーポンがある」
「アプリ内で目的地を設定するので直接言わなくてもいい」
と、とても良心的♪
自分のいる位置を設定すると近くにいるドライバーが分かり、顔写真と車種などが表示されます。
あとは待っているだけでOK!
タクシーを利用するなら、Uberを使うのがオススメですよ。
・レンタカー
ワイキキから30分ほどで行けるので、レンタカーを借りて行くのもオススメです。
近くに無料駐車場があり、そこに停めている人がほとんど。
グーグルマップに「Koko Head District Park」と入力すると、ココヘッドトレイルの駐車場が表示されます。
・駐車場がいっぱいになる前に置く
・紫外線が強くない午前中に登る
ために、朝一番でレンタカーを借りる手続きを済ましておきましょう。
◆注意点
・動きやすい服装で!
ココヘッドトレイルは線路のような1本道をずっと登っていくだけです。
だからといって「山道じゃないんだ!」と気を抜くと大変!
幅や高さが揃っていない枕木を超えていくので、足腰にダメージを与え体力を奪っていきます。
また乾いた砂はサラサラで滑りやすくなっており、サンダルで登るのは危険です。
必ずスニーカーなどの動きやすい服装で行きましょう。
また、タオル・ドリンクなども忘れないようにして下さい。
(余計な荷物は負荷になるので、ホテルに置いていきましょう)
・子どもや体力のない女性は危険
ココヘッドトレイルは1本道で簡単そうに見えますが、実はかなり過酷!
枕木もランダムに置かれていて、地面に手をつかないと超えられないほど怖い場所も。
しかも数メートル下まで吹き抜けていて、落ちてしまうと命を落としかねません。
自分の歩幅以上のスペースもあるので、小さい子どもや体力のない女性には危険すぎます。
私が登っているときも途中でリタイアしている女性を何人か見かけました。
無理に登っていくのも危ないので、帰る体力も残して早めに切り上げて下さいね。
女性で挑戦する人は、
「自分のペースでゆっくり登る」
ことを心掛けて下さい。
パートナーや周りの人に無理についていこうとすると、それだけで体力が奪われ、気持ちも焦ってしまいます。
時間がかかってもいいので、ゆっくり行きましょう♪
・午前中に登るのがオススメ
紫外線が強くなる午後になると、日差しが痛くて体力の消耗も激しくなります。
ココヘッドトレイルには日陰がないので、なるべく午前中に登っておきましょう。
暑さで汗をかくと水分も欲しくなりますが、売店や自販機はありません。
途中で休憩を入れるなどゆっくり登ると2時間ぐらいかかるので、水分補給は大切ですね。
・登りよりも下りに注意
一本道で景色が大きく変わることもないので、進んでいる気がせず精神面でも追い詰められます。
また、途中から傾斜が上がり一気に辛くなりますが、頑張ってゴールをするため登ることだけに集中しますよね。
それに比べ絶景を見てひと段落したあとの下りは、気持ちが緩んでしまいがちです。
自分の歩幅以上のスペースがある枕木を標高368mから降りてくるのは、高所恐怖症の人にはとてもキツイかもしれません。
砂がサラサラとして滑りやすいので、慎重に降りるようにして下さいね。
・トイレは駐車場で済ませておく
ココヘッドトレイルにはトイレはありません。
近くの専用駐車場にあるトイレが一番近いので、登る前に済ませておくといいですよ。
ココヘッドトレイルハワイは体力に自信のある人にオススメ
SNSや旅行雑誌などで話題になり、ここ数年ココヘッドトレイルに挑戦する人が増えています。
私が行ったときも人が多く、色んな人が登っていました。
ココヘッドトレイルはハワイのトレッキングコースの中でも本当に過酷で、落ちると危険という恐怖が強いです。
そのため一歩一歩慎重になり、余計に体力を消耗してしまいます…。
ダイヤモンドヘッドやピルボックスと比べると、レベルが格段に上がります。
女性は何人か見かけましたが、子どもは見なかったです。
「日頃からトレーニングをしていて自信がある」
という人でないと、途中でリタイヤしたくなるかもしれません。
登り切ったあとは絶景が待っていますが、無理をせずに自分のペースで登るようにしましょうね。