ハワイの治安はどう?旅行中に注意することまとめ

ハワイ治安

世界中から観光客が集まる高級リゾートとして有名なハワイ。

日本からの旅行者も多く、有名店や観光地に行くと、日本人だけしかいないということ、よくあります。

そのため、海外という意識が薄れてしまい、危機管理ができなくなっている人も…。

 

ハワイは治安がいいと思われがちですが、日本のように過ごしていては危ないです。

どんな犯罪が起こっているのか?対処するにはどうすればいいのか?など、詳しく紹介していきたいと思います。

 

<ハワイ旅行で気を付けることは?>

◆車上荒らし

日本の免許書だけでOKという手軽さから、レンタカーを借りる人が多いです。

そのとき、日本の感覚で車の中に荷物を置きっぱなしにすると、車上荒らしのターゲットになってしまいます。

窓ガラスを割って、簡単に荷物を取られてしまうので、車の中に置かないか、荷物が見えないように工夫しておきましょう。

 

◆置き引き・スリ

机の上に財布や携帯を置いたり、ポケットに入れて持ち歩く人が多いので、そこを狙って盗まれることがあります。

ファスナーのついていない、取口が広い鞄も、スリに合いやすく危険です。

またビーチなどで荷物を置きっぱなしにしているのも、置き引きに合う可能性が高くなります。

荷物を最小限に抑えるのと、目を離さないように注意しておきましょう。

 

◆引ったくり

人通りの少ない地域などで、後ろからバイクに乗った人が近づいてきて鞄を取られるという事件も起こっています。

車上荒らしや置き引きに比べると少ないですが、起こりえることなので、危機感を持っておきましょう。

 

◆詐欺

道を歩いていると、オウムを肩に乗せたおじさんが近寄ってくることがあります。

話をしているといつの間にか写真を撮られ「1万円払え」と要求されることも。

このように観光客に近付いて、高額な金額を迫ってくる人がいるので、喋りかけられても、無視をして立ち止まらないことが大切です。

 

◆飲酒運転

ハワイでは、飲酒をしているのにも関わらず運転をする人がたくさんいます。

自分は関係なくても、車をぶつけられたり、事故に合う危険性があるので、クラブやバーが多い地域に行く場合は、気を付けましょう。

 

◆波の高いビーチ

ハワイの海はサーフィンの大会が開催されるなど、波が高いです。

観光客に人気のビーチでも、波が高めで、巻き込まれてしまうと危険です。

人が少ないときは、注意報が出て遊泳禁止になっている可能性があるので、泳がないようにしましょう。

 

◆ドラッグ

路地裏や、薄暗いバーでドラッグの売買が行われていることがあります。

近付かなければ問題ありませんが、声をかけられたり、無理やり買わされたりすることもあるので、危ないなと思ったところには行かないのが鉄則です。

 

◆ホームレス

物価が高く給料が安いハワイには、ホームレスがたくさんいます。
(ハワイは治安がいいと思って旅行に行った人は、ホームレスの多さに驚きます。)

ホームレスの中には、ビーチの無料シャワーをこまめに浴びてキレイにしている人もいれば、ドラッグに溺れて何を言っているのか分からなくなっている危ない人もいます。

こちらから刺激をしなければ、寄ってくることはないので、ホームレスの近くには行かないようにしましょう。

 

<とくに治安の悪い場所は?エリアを紹介>

◆ダウンタウン(チャイナタウン)

おしゃれなカフェやハワイシアターなどの観光スポットがあり、日中は賑わっているダウンタウンですが、夕方17時頃から人が減り、危険エリアに変わります。

ワイキキでは発泡事件はほとんど起こりませんが、ダウンタウンではたまに銃が関係する事件が起こることも。

車上荒らし・ドラッグの売買など、色んな事件が起こるエリアで、ハワイの治安が悪いエリアナンバーワンなので、夜は絶対に行かないようにして下さい。

 

◆アラワイ運河

近くにゴルフ場があり、日中は観光客や地元の人であふれているこの地域も、夜になるとホームレスが集まってきます。

ドラッグを使用している人も多く、奇声を上げたり、喧嘩をしている人もいるので、近付かないようにしましょう。

 

◆タンタラスの丘

夜景がキレイだと人気の観光スポットですが、車上荒らしが多発するエリアです。

観光客が来るのを待ち構えているので、タンタラスの丘に行きたい人は、個人で行くのではなく、ツアーで行く方が安心です。

 

◆ワイキキ(アラモアナ~ドン・キホーテのあたり)

ここはホームレスが多く、テントを張って生活をしているエリアです。

ゴミを集めて業者に持っていくなど、収入を得ているので、引ったくりなどされることはありませんが、じーっと見たり、テントの近くにいくことは避けましょう。

 

◆クヒオ通り

ワイキキから近いのに、夜になると一気に雰囲気が変わるクヒオ通り。

薄暗くバーが多いこの地域は、酔っ払いも多く、女性だけで歩いていると絡まれる危険性があります。

また、ぼったくりバーが多く、観光客の男性も狙われやすいです。

お金を払えないとなると、暴力を振るわれたり、金目の物を全て持っていかれる可能性があります。

さらに、ドラッグの売買も多く行われているので、近付かないようにしましょう。

 

◆カイルア

天国のビーチと呼ばれる「カイルアビーチ」があり、観光客も地元の人も多いエリアですが、車上荒らしやビーチに置いている荷物を取られる事件が多発しています。

また、レンタサイクルのカゴに荷物を入れている人を狙って、引ったくりをする犯罪者も増えているので、注意が必要です。

 

<海外にいるということを忘れないで生活する>

いくらハワイに日本人が多いからと言って、日本のように治安はよくありません。

海外にいるということを忘れずに、行動を心掛けることが大切です。

もし夜も出歩きたいというのであれば「カラカウア通り」が一番安全!

夜でも明るく、人も多いのと、警察も巡回してくれていて、犯罪が少ないです。

ただ、一本道をそれると、一気に雰囲気が変わり、事件に巻き込まれる危険性があるので、気を付けて下さい。

それに、夜遊びといっても夜中の12時までにはホテルに戻っておきましょう。

自分の身は自分で守らないといけません。

楽しい旅行にするために、ハワイの治安を知って、危険エリアには近付かないようにしましょうね。