セブのタクシーで注意することは?乗り方や料金相場まとめ

セブタクシー

海外に行くとタクシーのマナーの悪さに驚くことがあります。

日本のタクシーと同じように乗ると、乗車料金を高く請求されたり、遠回りして無駄な時間を費やしたりと、嫌な思い出が増え、せっかくの旅行を台無しにしてしまうかもしれません。

 

セブは観光や留学にとても人気の地域です。

しかし断るのが苦手な日本人は、ぼったくりのターゲットになりやすいです。

 

そんなセブで安全にタクシーに乗れるように「注意点」をまとめていくので、参考にして下さいね。

 

<セブで安全にタクシーを乗るには?>

◆初乗り料金を知っておく

セブのタクシーは初乗り40ペソ(約100円)です。

運転席近くのメーターが、出発時、「40.00」と表示されているか確認しましょう。

メーターがついていなかったり、「37.00」など、正規の金額が提示されていないタクシーは、ぼったくられる危険性が高いので、乗らない方が安心です。

 

◆目的地までの料金をある程度知っておく

乗るときに先に料金を聞くという方法もありますが、それだと高めに言われてしまう可能性もあります。

それだけでなく、「料金を使えたからメーターを使わない」と言われてしまうと、本当にかかった金額が分からなくなってしまいますよね。

料金が正しいのか?は自分で判断するしかありません。

そのために、目的地までどれくらいかかるのか知っておきましょう。
(混雑状況によっても変動するので目安です)

 

【セブ市内からの料金目安】

・空港:約200ペソ

・マクタン島:約300ペソ

・セブ市内の移動:約100ペソ

約15分ぐらい乗っていると80ペソになります。

帰りもタクシーを利用するなら、片道の料金を覚えておくのもいいですね。

 

◆黄色のタクシーは割高

セブ市内では、黄色のタクシーと白色のタクシーをよく見かけます。

この黄色のタクシーは初乗りが70ペソと少し高め。

それを知らない観光客しか相手にしないため、空港やショッピングセンターなどの人が多いところにしかいきません。

呼び込みをされることもありますが、黄色のタクシーには乗らず、通常の白いタクシーを探しましょう。

 

◆なるべくタクシー乗り場を利用する

セブのショッピングセンターや空港など、人の利用が多いタクシー乗り場には、係の人がいて案内をしてくれます。

そしてタクシーに乗るとき、ナンバープレートの番号を書いた小さな白い紙を渡してくれるので、何かトラブルがあったときは、そこに書いている電話番号にかけると、しっかりと対応してくれます。

行列ができていることもありますが、タクシーの数も多く、少し待つと乗れることがほとんどです。

マナーの悪い運転手が「乗らないか?」と誘いにくることもありますが、タクシーの乗り場から乗車する方が安心ですよ。

 

◆小さい金額のお金を用意しておく

セブのタクシー運転手は細かいお金がないからと、おつりをくれないことがあります。

乗車料金が80ペソなのに、500ペソしか持っていないとなると勿体ないですよね。

100ペソを何枚か用意しておくのが安心ですね。

ちなみに、フィリピンではチップ制度はないので、要求されても渡さなくていいです。

 

◆遠出は追加料金が発生する

セブでは、日本のタクシーのように長距離割引が適応されません。

逆に繁華街を抜けてしまうと、次のお客さんを見つけられない可能性があるからと言って、追加料金を支払わなければいけないことも…。

さらにそういう場合は、帰りのタクシーを探すのも一苦労です。

ツアーなどがある場合は、タクシーを使わずそれを利用するのもいいですね。

 

◆荷物はトランクではなく後部座席に置くのが安心

荷物をそのまま取られてしまう可能性は少ないですが、古い車の場合、トランクが開かないというトラブルが起きる心配があります。

後部座席に置けるものであれば、肌身離さず持っておくのが一番です。

 

◆料金が高いと思ったら意思表示をする

思っていたより料金が高かったり、メーターが動いていなかったりと、おかしいな?と思ったら、すぐに注意をするのがいいです。

セブでは「メーターに出ている料金は一人分」と言って、利用人数分を請求する運転手がいます。

しかも押し切られて払ってしまう観光客が多いです。

英語が苦手な人でも、

「please use meter(メーターを使って下さい)」

「Is this charge correct?(料金は正しい?)/ Really?(本当?)」

のような、簡単なワードだけでも覚えておくと便利ですよ。

 

◆車内で日本語ばかり使わない

友達や家族と日本語だけでやりとりをしていると、観光客だと分かりやすいので、ぼったくりの標的になる可能性が高くなります。

日本語を控えて、乗り慣れている感を出すのも、ぼったくりを防ぐ一つの方法です。

 

<フレンドリーな運転手もいるので、乗らないのは損!>

日本と違い、セブではタクシーに乗るだけでも、気をつけるべき注意点はたくさんあります。

実際、海外でタクシーに乗ったとき、高額な料金をぼったくられたことがあるという人は多いですよね。

でも、毎回そんな悪い出来事ばっかりではないはずです。

面白い運転手や日本のことをよく知っている運転手もいて、観光雑誌に載っていないオススメスポットを教えてもらえることもあります。

現地の人と触れ合うのは、旅行の醍醐味ですよね♪

今回紹介した注意点を気にしながら、タクシーを利用してみて下さい。